「同性婚を法制化した国は全部大混乱している」という反応がありました。しかし、具体的にどの国の何の指標が悪化したのか、客観的な事実は一切提示されていません。
現在、世界では約40カ国、約15億人が婚姻平等の国で暮らしています。最も歴史の長いオランダからは24年以上が経過しましたが、社会は崩壊していません。むしろアジア初の台湾では、法制化前の支持率37.4%から、2025年には69.9%へと劇的に上昇しました。混乱が起きるどころか、社会の受容と安定が進んだのが歴史的事実です。
科学的な検証結果も明確です。米国のRAND研究所による総括(2024年)は、「20年以上の研究を通じて、同性婚法制化が社会に悪影響を与えたという説得的な証拠は見当たらない」と結論づけています。異性婚のシステムを壊すこともなく、逆に数千億円規模の経済効果や、ヘイトクライムの有意な減少などが実証されているのです。
根拠なき「大混乱」という想像を盾にして、同性カップルを生活の安全網から排除し続けることは不当です。私たちは不確かな感情論ではなく、世界の確かな実績を直視すべきです。