医療記者。フリーランス←BuzzFeed ←読売新聞。Addiction Report(twitter.com/addiction_rpt)編集長。ワインエキスパート。ご連絡はnaoko.iwanaga333@gmail.comへ。バイト日記(note.com/nonbeepanda3/)
ギャンブルで債務地獄に落ちた父へ、ついに「整理屋」が声をかけてきた。これでいよいよ、人間の終わりだ。整理屋への手数料をわたしに用意するよう、電話してきた父の話を聞き終わり、受話器を置いたわたしは、しかし、弁護士事務所へ電話をする。
大学へ行けなくなり、単位を落とし、金欠でアルバイトを3つ掛け持ちする日々。最初は楽しくて始めた酒によって、私は次第に追い詰められていく。気づけば私は、父と同じ轍を踏んでいた。
2030年にカジノの開業を控える大阪府は、毎年5月をギャンブル等依存症問題啓発月間と定め、府民に依存症への関心と理解を深めてもらおうと啓発活動に取り組んでいる。その5月末に開かれた集会での声を、府の担当者は、どう受け止めただろうか。会場には、現状への強い不満があふれていた。
自分の問題を話すことは、時に難しい。そこには、「回復に向かっている途中経過」として語らなくてはならないプレッシャーが生じるからだ。「いろいろあったけれど、今は乗り越えている」「あの出来事がきっかけで自分は変わった」。そんな話を聞くたびに、自分はどうなのかと立ち止まってしまう人もいる。
薬物依存症からの回復では、「話すこと」が重要だと言われる。けれど、自分の経験を口にすることに、高いハードルを感じる人もいる。話しても、わかってもらえないかもしれないーーその感覚はどこからやってくるのだろうか。
「正しい母親」になれずに、子供を傷つける母親のことを私たちは断罪してしまう。それでも「良い母親」になれず、「悪い母親」にしかなれない人はどうしたらいいのだろう? どちらにしても「孤独」が付きまとうなら、「孤独」を「孤高」に変えてしまおう。
元旧厚生省の官僚で高額療養費の制度誕生の提案者と、難病患者で高額療養費制度の恩恵を受けたこともある弁護士は改正についてどう考えるのか。さらに深掘りしていきます。
自己負担の上限額を引き上げる改正が行われた高額療養費制度。この制度の創設を50年以上前に提案した弁護士は、今回の改正に疑問を投げかけます。制度を利用した経験のある弁護士とともにインタビューしました。