AIによる雇用喪失の影響は実は若い世代の方が大きい。
若者の反発の方が多い史上初の最新技術。
年配層がAIに取り残される認識とは逆の反直感的図式。
確かに若者は体力と時間にものを言わせて失敗しながら学ぶ期間がある。
これをAIによって奪われると経験が積めない。そして年配層とのギャップが埋まらず、年配層はマネージしやすいAIを選ぶ、という悪いループ。
ただでさえ人口減少などによる富の格差で世代間格差が大きいのに、AIがこれに拍車をかけると本当に若者世代が未来に希望を持てなくなる。
(若手ソロプレナーの台頭はごく一部の現象でマスではない)
身体知と生身のトライアンドエラーを積む新しいキャリア観をつくらなければならない。
我田引水だが地域こそその宝庫。
AIは世代間格差をどう変えていくと思いますか?
それに対し私たちはどうすればいいと思いますか?
Meta等のレイオフ、卒業式でのAIブーイングなど、AIが仕事を奪う論が本格化しており、海外では
「年配層が好意的で、若い人が反発する最新技術は史上初では?」
と言われ始めています。
実は「AIで若い人は仕事が減り、年配者は逆に仕事が増えている」とする研究が存在し、今週のBSフジ出演時にも取り上げました。
スタンフォード大学から出た"Canaries in the Coal Mine? Six Facts about the Recent Employment Effects of Artificial Intelligence"という論文では、生成AI普及と共に労働市場がどうなったか実際のデータを用いて分析しているのですが、まず「AIによって仕事が奪われやすい」とされていた職種については、実際に雇用の減少が見られました。
ただ、画像の図を見てもわかるように、確かに雇用の減少傾向が見られるものの、年齢別に見てみると、むしろ雇用が増えている層がいます。
「Early Career」とされている20代〜30代の雇用は減少しているものの、Seniorとされてい50代くらい層を中心に、年配者は雇用が伸びています。
元々、AIによって仕事が奪われる論は、職種ごとに「奪われる/奪われない」を見ていたのですが、この研究によると、さらに年齢という軸が重要だったことがわかります。
この辺の研究を踏まえると、特に若い人ほどAIに反発し、大学の卒業式でブーイングが起きるような事態になるのはわかる気がします。