40年間同人誌を印刷させていただきましたが、弊社の事を本にしていただける未来は全く想像していませんでした。
感謝しかありません🥲
#紅玉いづき #parubooks
【スズトウシャドウ印刷の本について】
あらためまして、「ありがとう!スズトウシャドウ印刷展」たくさんのご来場と、心をお寄せいただきありがとうございました。
トークイベントでもお話をさせていただきました。
今年秋刊行
奥能登最先端
「あこがれ」の同人誌印刷所があった
──スズトウシャドウ印刷
今回は、タイトルの発表ということで、タイトルにまつわる気持ちを話させていただきました。
「紅玉さんが、編集を!?」と驚かれた方もいらっしゃると思います。
これまで、同人誌の編集しかしたことが無かった私ですが、今回は、商業誌である意味がある、と富山はparubooks(パルブックス)さんのお力を借りて、様々な方に助けていただきながら上梓させていただくつもりです。
珠洲という土地の名前を知ったのは、私がまだ制服を着た学生だった頃、金沢の某ホールで、毎回私のスペースに来てくれるお客さんが、
「珠洲から来ているんです。バスに乗って」
と言った時でした。
珠洲……スズ……この、パンフレットに広告が出てるスズトウシャドウ印刷ってのは、そこの印刷所なのか??? と思いました。
石川県には、同人誌印刷所がある。
でも、県内にあるからといって、簡単に利用することは出来ませんでした。
私は毎回、友達を含めてコピー本を10冊も売れるか売れないかの小さなサークルでしたから。
それから年月がたって、私はプロ作家になって……。なんだかんだと同人誌をつくって、
そうして能登の震災にあいました。
あの、地震がなかったら、不備連絡や問い合わせ以外で、印刷所さんに電話をかけることなんかなかったんじゃないかな。
スズトウシャドウ印刷さんと連絡をとりあい、「波の花」を発行して……。
そしてスズトウシャドウ印刷さんが「閉業」を決めた時、ショックを受ける私に、「あなたしかいない」と言った人がいました。
「スズトウシャドウ印刷の本を出すべきです」
そん……な……むちゃくちゃだよ!!!! と思わなかったといったら、嘘になりますが。
こんなん私にはできないよ、私が出せるとしたら、同人誌だけど、もう、同人誌をつくっても、刷ってくれる印刷所さんは、もうないんだよ……。
そう悩んでいた折に、parubooksさんとご縁をいただき、覚悟を、決めることになりました。
長くなりましたが、「どうして、紅玉さんが」と言われながら、なんとかこの本を皆さんにお届けしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。