「見る範囲を一段広げる」という発想は、広告以外の意思決定にも効きますね。部分最適の数字が良くなっても全体が苦しいという現象は、採用でも在庫でもどこでも起きる。目の前の指標が改善したときほど、その上位の数字まで遡って確認する習慣が再現性を生むと思いました。
「CPAは改善されたのに、なぜか事業は停滞したまま」
そんな経験ないですか?事業会社時代の僕も、まさにこの壁にぶち当たっていました。そこで気づいたのが、「代理店CPA」と「事業CPA」は別物だということ。
■代理店CPA
→広告費に対して何件CVしたかを見る数字。問い合わせ、資料請求、購入など、広告画面上の成果を見ます。
■事業CPA
→広告費だけでなく販促費全体を見て、売上、粗利、回収期間、LTVまで含めて判断する数字です。
いわば、
代理店CPAは、広告の成績表。
事業CPAは、会社の財布の健康診断。
ここを混同してしまうと、
「CPA下がってます!」「でも利益、残ってません!」という冗談みたいなキツイ状態が生まれます。
なので、事業会社の立場で広告を見るときは、必ず粗利・回収期間・LTVまでセットで見る。当たり前ですが、本来広告とは目先のCVを増やす施策ではなく、事業を前に進めるための「投資」ですからね。
もしCPAが改善しているのに事業が苦しいなら、見た目だけ派手な打ち上げ花火をあげているだけなのかも知れません。
怖いですね。
僕ならそっとMacを閉じて、お客様に会いに行きます☺️