更年期障害は、「エストロゲン不足」
で起こるのではありません💦
たしかに閉経を境に、卵巣の機能は停止します。
しかし、それは体内から
エストロゲンが消滅することを意味しません。
人体は卵巣の代わりに、
脂肪組織・骨・皮膚・脳などを新たな
「エストロゲン工場」へと変化させ、
組織内でエストロゲンの局所増産を始めます。
特に脂肪組織では、
ホルモンをエストロゲンへ変換する酵素
「アロマターゼ」の活性が加齢とともに上昇します。
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閉経後には、
皮下脂肪で約1.5倍、
内臓脂肪では1.5〜1.8倍にまで活性化し、
脂肪組織内のエストロゲン濃度は
血液中の10倍以上に達することが報告されています。
さらに骨組織でも、
局所のエストロゲン濃度は
血中濃度の3〜4倍にまで高まります。
つまり、
「血液検査でエストロゲンが低い=全身で欠乏している」
とは言えないのです。
血液はあくまで輸送路。
数値が低く見えても、
実際にホルモンが働く現場である各組織では、
むしろエストロゲンが大量に産生されています💔
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さらに注目すべきは、
エストロゲンがストレス応答と
深く関わるホルモンであることです。
ストレスによって分泌されるコルチゾールは
エストロゲン産生を促進し、
増加したエストロゲンはさらにコルチゾール作用を強めます。
この相互増強によって
セロトニン系や炎症反応にも影響が及び、
複雑な神経内分泌ネットワークが形成されます。
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更年期の不調を単純な「女性ホルモン不足」
と考えるだけでは、本当の姿は見えてきません。
更年期とは、エストロゲンが消えた時期ではなく、
組織ごとのエストロゲン代謝が大きく変化する時期。
見えているのは血液中の数値だけであり、
実際の現場では全く別のことが起きています💔
更年期障害とは何か?
一般的には
「女性ホルモンが減ることで起こる不調」
と説明されます。
しかし、重要なのはホルモンの絶対量ではなく、
ホルモン同士のバランスです💔
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エストロゲンが細胞を興奮・増殖させる
「アクセル」だとすると、
プロゲステロンは
それを抑える「ブレーキ」の役割。
生殖年齢では排卵によって
大量のプロゲステロンが分泌され、
エストロゲンの作用をコントロールしています。
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ところが閉経すると排卵が止まり、
プロゲステロンはほぼゼロになります。
一方でエストロゲンは
脂肪組織などから供給され続けるため、
完全には消えません。
すると細胞から見れば、
ブレーキが消えたのに
アクセルだけ残っている状態になります。
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更年期にみられる
・ホットフラッシュ
・動悸
・異常な発汗
・イライラ
といった症状は、単なるホルモン不足ではなく、
ブレーキを失ったエストロゲン作用に
細胞が過剰反応している状態。
つまり、更年期障害は「欠乏」ではなく、
エストロゲン過剰による
「バランスの崩れ」が生み出す現象なのです💔💔