ロシア政府内部では「ウクライナ侵略は失敗」という認識は共有されている
今後は「誰がどう責任を取って事態を収束させるのか」でもめ続けるのだろう
民主主義国側としては、
・プーチンとその部下を国際法廷に立たせる
・謝罪と賠償に向き合わせる
・ロシアを中国の属国にさせない
が必要
ゼレンシキー大統領のポスト解説:プーチンの「机の上の数字」が語るもの
今回のポストの核心は、ウクライナ情報機関が「プーチン本人の机に届く文書」を入手している、という主張にあります。ポイントは、これがリークされた反体制派の分析ではなく、クレムリン内部で作られ、プーチンに上げられる報告書だという点です。
そうした報告は通常、上司に都合よく「お化粧」されています。それでもなお、
•国民の不満の「予測指標」は一貫して上昇し続ける見通し
•9月(議会選挙)までこの不満は「高止まり(プラトー)しない」
•与党(統一ロシア)支持率は一貫した下落傾向
•地方の抗議感情が大幅に高まっている
——と書かれている。つまり「身内が忖度して書いた報告書ですら、これだけ悪い」という構図です。ゼレンシキーは、プーチン自身がこの悪化を「止められないものとして受け入れるよう条件付けられている」と表現しました。
さらに重要なのは末尾の一文。「時間とともに、ロシアの別の誰か、現実から目を背けない誰かと合意しなければならなくなるかもしれない」。これは事実上、プーチンの交代可能性を公然と示唆したものです。和平を拒み続ける限り、交渉相手はあなたでなくなる、という圧力のかけ方です。
そして「6月・7月・8月の出来事はまだ報告に織り込まれていない」という一節。これはウクライナ側が夏に予定する作戦(長距離打撃・兵站遮断など)が、9月の選挙前にロシア内部情勢をさらに揺さぶる、という予告と読めます。