いや、意外とこのような人物は身の回りにも存在していて、本当にその場がやり過ごせれば「勝ち」という価値観で(側から見たら)とんでもない嘘を平気で吐き続ける。どれくらいとんでもないか、というと5秒でめくれる程度の浅い嘘…。なぜそんなすぐバレる嘘を吐くのか、と思うが、しかし、嘘に嘘を重ねていくので、次第に周りも翻弄され、それが事実かどうかの検証を諦めていく。こういう人物にとって一番嫌なことは、その人自身が吐いた発言を明示化して、目の前で参照しながら、「筋が通りませんぜ」と複数人できちんと正すこと。どれだけ嘘をつかれても毎回同じように正す。労力がかかるので、諦めたくなる気持ちはわかるが、こちらが諦めるのを彼らは待っているのだ。
全てがその場しのぎ、全てが口から出まかせのように見える。これはかなり稀有な事例ではないだろうか。一体、この人にとっての真実とは何なのだろう。ただただ、自己承認欲求を満たすことだけのために生きているようにしか思えない。