思うに、アルファードが嫌いな人はアルファードそのものが嫌いなわけではなく、学校を出てどこかに就職し、結婚して数人の子供をもうけ、郊外に家を買い、子供にサッカーだか野球だかをやらせて週末には練習試合だのの送り迎えに駆り出されるんだよと同僚に愚痴りながらも顔はまんざらではなく、学生時代の友人と家族ぐるみの付き合いをして夏休みには琵琶湖だか山中湖だかでバーベキューをしたりしてるうちに何年かたって、だんだん子供も付き合ってくれなくなったんだよなとボヤきはするものの表情は幸せそうで、そのうちもう子供の手も離れるから、そしたら昔から乗りたかったロードスターに乗り換えるんだとか、そういうことを言いそうな人生を自分が送ることに何の疑いも持っていない人間が嫌いなのだ。