◆TALK LIVEのお知らせ◆
新たなTALK LIVEのチケット販売が始まりました。
今回は「デザイン」がテーマです。
デザインを単なる「見た目を格好良くするための技術」としてだけでなく、「社会を良くするための方法論」として捉える考え方について、その最前線で活動してきた豪華ゲストのみなさんと徹底議論します。
「デザイン」に興味があったり関連する仕事をしていたりする方はもちろん、日々の生活の中でなにか「社会にとって良いこと」ができないかなとモヤモヤしている方まで、ぜひお気軽に遊びに来てください。
ゲストのみなさんと一緒に、ワイワイ話しながら考えていく会にできたらと想っています。
現地参加/配信視聴(アーカイブあり)のいずれも可能ですが、現地参加はお席に限りがありますため、お早めにお申し込みください。
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■イベントタイトル
【石塚理華×岡本晋×中村麻由×中村寛】結局、デザインは社会を良くするのか?──民主化、倫理、ソーシャルイノベーション(エツィオ・マンズィーニ『誰もがデザインする時代のデザイン』刊行記念)
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■概要
21世紀に入ってから、「デザイン」は単なるグラフィックやプロダクトの枠を飛び出て、さまざまな領域へと拡張しています。UI,UXデザイン、そしてデザイン思考・デザイン経営と、デジタルテクノロジーやビジネスの中で価値を発揮する領域をどんどん増やしていきました。
しかし、アテンション・エコノミーがますます加速する現代のメディア環境のさまざまな問題が、「デザイン」から引き起こされている側面もあるのではないでしょうか。「ダークパターン」(Webサイトやアプリにおいて、利用者の意図に反して特定の行動(例:商品購入、サービス申込など)をとらせることを目的として設計されたユーザーインターフェース上のトリック)などはその典型例。いわば、“デザインが社会を悪くしている”という面もあるのです。だからこそいま、デザイナーは「倫理」について考えることが求められています。
他方、「ソーシャルイノベーション」(社会課題を解決したり社会的ニーズを満たしたりするために、新たな製品・サービス・手法・考え方・制度・法律などを作って社会のシステムを変革していくこと)をはじめ、“社会を良くする”ためのデザインを模索する動きも積み重ねられてきました。とりわけデザインを「民主化」していくことによるソーシャルイノベーションに着目し、その理論的基礎となり得る決定作として刊行されたのがエツィオ・マンズィーニ『誰もがデザインする時代のデザイン:日々の営みからソーシャルイノベーションを生み出すための思想と実践』(ビー・エヌ・エヌ、2026年3月刊)です。
結局、デザインは社会を良くしているのでしょうか?
この問いについて議論すべく、集結するのは以下の4名です。
公共とデザインにおいて行政・企業・生活者とともにソーシャルイノベーションに取り組んできたデザイナーの石塚理華さん。自治体組織におけるサービスデザイン・参加型デザインについて研究し、公共・ガバナンス領域における参加型デザインの推進を手がける一般社団法人monlonも立ち上げた岡本晋さん。デザインの脱植民地化をテーマに活動するデザイナーの中村麻由さん。デザイン人類学者としてデザイナーとの協働を重ねる中村寛さん。
これまでデザインはいかにして社会を”悪く”し、”良く”してきたのか。
ソーシャルイノベーションはいかにしてなされるべきか。デザインの「民主化」はどうあるべきなのか。デザイナーが持つべき「倫理」とはなにか。
いまデザインに何ができるのか。これからどうなっていくべきなのか。
「デザイン」の枠を拡張し、問い直す活動に挑み続ける4名と徹底議論します。仕事で「デザイン」に関わる人はもちろん、日々の暮らしの中で「社会を良くする」ことに興味がある方にとって、実りある時間にできたらと考えています。
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■登壇者
石塚 理華(いしつか・りか)
@rikaishitsuka
公共とデザイン 共同代表。千葉大学工学部デザイン学科・同大学院修了。在学中にグラスゴー美術大学およびケルン応用科学大学に留学し、国内外でサービスデザインを学ぶ。大手事業会社勤務、受託開発会社の共同創業を経て、〈多様なわたしたちによる新しい公共〉の実現をめざす、ソーシャルイノベーション・スタジオ「公共とデザイン」を設立。渋谷区のイノベーションラボ伴走支援、〈産む〉にまつわる価値観を問い直すデザインリサーチプロジェクト及び展示『産まみ(む)めも』、都市資源の循環を足立区の住民と共に実験する『あだちシティコンポスト』など。共著に『クリエイティブデモクラシー』(2023年、BNN出版)。
岡本 晋(おかもと・しん)
京都府出身。東京都在住。京都工芸繊維大学大学院博士後期課程デザイン学専攻修了。博士(学術)。専門は、地域政策のためのサービスデザイン・参加型デザイン。2025年、「問いをひらく」をコンセプトに、公共・ガバナンス領域の参加型デザインを推進する一般社団法人monlonを設立。共訳書にエツィオ・マンズィーニ『誰もがデザインする時代のデザイン』(BNN、2026年)がある。
中村 麻由(なかむら・まゆ)
デジタルプロダクト業界で20年以上のキャリアを持ち、現在はフリーランスとして活動中。日本で光ディスクのUI開発に携わった経験からユーザビリティやユーザー体験設計に興味を持ち渡英。ロンドン芸術大学でインタラクションデザイン、ユーザー中心設計を学び、卒業後はustwoロンドンスタジオに入社、7年間にわたり金融システム、モビリティから子供向けアプリまで様々なプロジェクトを担当する。2017年ustwo東京スタジオの移籍ために帰国し、8年間、デザイン戦略やユーザー体験向上のためのディレクション、ワークショップ、ユーザー調査から情報デザイン、プロトタイピングまで、国際的な環境で幅広く奮闘した。ジャンルを問わない音楽好き、かつJリーグ開幕当初からのサッカーファン。飼い猫には逆らえない。
中村 寛(なかむら・ゆたか)
@AtelierAnthropo
文化人類学者/デザイン人類学者。多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授。アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインなどの研究テーマに取り組む一方、人類学に基づくデザインファーム《アトリエ・アンソロポロジー》を立ちあげ、様々な企業、デザイナー、経営者と社会実装を行う。2020年からグッドデザイン賞外部クリティーク。2023年からグッドデザイン賞フォーカスイシュー・リサーチャー。2023年から美術と循環型社会の組み合わせによって価値の刷新を目指す多摩美術大学《サーキュラー・オフィス》のプロジェクト・リーダーを務める。2024年度からTama Design University、デザイン人類学部門(Division of Design Anthropology)をリード。著書に『アメリカの〈周縁〉をあるく――旅する人類学』(平凡社、2021)、『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010)。
atelier-anthropology.com/abo…
(聞き手)小池真幸(こいけ・まさき)
書店など「bookpond」店主。編集者。人文系を中心に、ウェブメディアから紙媒体まで幅広くメディアづくりを営んでいます。1993年、神奈川県川崎市麻生区生まれ。
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■日時・場所
2026/6/27 (土) 15:00 - 17:00
@書店など「bookpond」現地/オンライン配信
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■チケット種別
・現地参加チケット(通常席):2,000円+税(席数限りあり)
・配信参加チケット:1,500円+税(7日間アーカイブ視聴可)
※いずれのチケットであっても、イベント後1週間のアーカイブ視聴が可能です。